転職ノウハウ本では、「スキルや実績をアピールしろ!」と書かれていますが、「アピールできるようなスキルや実績なんてない」という方もいるでしょう。
このように、特筆すべき実績や専門の資格やスキルを持っていない場合は、ヒューマンスキル、つまり人間力をアピールするようにしましょう。
目次
実績やスキルがない場合は「ヒューマンスキル」をアピールする
実績やスキルがない場合は、自分の社会人としての価値、つまり「ヒューマンスキル」の強みをアピールするようにしましょう。
ヒューマンスキルは上司やお得意様と良好な関係を築いたり、状況判断や責任感など社会人としての基本的な能力のことです。
ヒューマンスキルは意外にも重視される
実は、面接官が専門的なスキル以上に重視しているのがヒューマンスキルです。
パソコンなどのテクニカルなスキルは経験がなくてもある程度、時間をかけて学習することができます。資格も同様に勉強をすれば取得できるものがほとんどです。
しかし、ヒューマンスキルに関しては、持って生まれた性格や社会人としてのどのように振る舞ってきたかがものを言うため、簡単に身に着けられるものではありません。
そのため伝え方によっては、専門的にスキルを持っていることに匹敵するアピールポイントになるのです。
どんなヒューマンスキルをアピールするべきか?
ヒューマンスキルは仕事に結びついたものであれば、どんなものでも大丈夫です。
「前の会社で上司や同僚からどういったことで信頼を得ていたのか?」
「お客様やお得意様に好印象を与えることが多かったのは、どういう点が良かったからなのか?」
といったことを自分になりに考えてみましょう。
例えば、
「お得意様への笑顔を心掛けてコミュニケーションをはかっております。同僚からも『お前と話していると何でもやれる気がする』とよく言われました」
こちらのように、ヒューマンスキルが次の会社で、どういったことで貢献できるのかを示すと面接では高評価につながります。また他人からの評価も交えてアピールすると説得力が増します。
ヒューマンスキルのアピール例
【段取りする能力をアピールする場合】
「新人の頃から幹事役を任されてきましたが、日程や意見の調整や皆が楽しめる企画の発案など、仕事でも必要な要素が多くあることが分かり、自ら買って出るようになりました。すると仕事でも、大事な接待のセッティングを任されるようになりました。」
【協調性をアピールする場合】
「チームで意見が分かれることも度々ありましたが、必ず折衷案を出して、プロジェクトを前にすすめるように心がけていました」
2つほどヒューマンスキルのアピール例を挙げてきましたが、これ以外にも有効な受け答えはいくらでもあります。
アピールになるような実績やスキルがない場合は、「これだけは人に負けない」と思う自分なりの「ヒューマンスキル」を示すようにしましょう。
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