面接では必ず「何か質問はありますか?」と聞かれます。
当然、分からないことを聞けばいいのですが、何を聞いても良いというわけではなく、印象が悪くなる質問と、良くなる質問があります。
ではいったい「どのような質問なら印象が良いのか、悪いのか?」
そして「質問はしなくてもいいのか、絶対にした方が良いのか?」
この2点について解説していきます。
印象が良くなる質問とは?
質問は何でもいいというわけではありません。前述しましたが、質問によっては印象が悪くなるものありますし、逆に好印象に繋がる質問もあります。
たとえば、
- 企業研究してきたことが伝わる質問
- 仕事をイメージするための質問
こちらのような質問は好印象につながります。
企業研究してきたことが伝わる質問
表面的な質問ではなく、企業研究してきたことがしっかりと伝わる質問をしましょう。
たとえば下記のような質問であれば、ホームページや募集要項をしっかりと確認していることを伝えられます。
また、自分がその企業で希望するポジションと絡めた質問をするとさらにいいでしょう。
仕事をイメージするための質問
といったように、その企業で仕事をする自分をイメージするための質問であれば、働く意欲をアピールすることができます。
印象が悪くなる質問とは?
続いて印象が悪くなる質問です。
具体的には以下の3つです。
- 抽象的な質問
- ホームページを見れば分かること
- 募集職種に関係のない質問
- 労働環境に関する質問(質問の仕方にもよる)
抽象的な質問
「御社の戦略は何ですか?」
「5年後、10年後についてどうお考えですか?」
このような質問は、面接官としても聞かれても困ります。
戦略について知りたいのであれば、
といったように具体的に質問しましょう。
ホームページを見れば分かること
社員数や売上高などはホームページやIR情報を見れば知ることができます。
このように「とりあえず」の質問しても、企業研究が浅いことがバレるでしょう。
「何となく応募しただけなのか」と思われるだけです。
募集職種に関係のない質問
営業職の採用で、「経理に移るチャンスはありますか?」といったような質問をしてしまっては
「本当は経理がやりたいのではないか?」
「別の職種を希望しているのではないか?」
と疑われる場合があります。
労働環境に関する質問
労働環境は働く上で最もと言っていいほど重要なことなので、本来この質問で悪い印象を持つこと自体、間違っているのですが、残業時間や休日出勤数に関する質問は、「働きたくないのか」と思われる場合があります。
聞く場合には工夫することが大切です。
例えば
といったようにYES/NOで答えられるように質問をしましょう。
合っているのであれば、「それぐらいと考えてもらえれば大丈夫です」と答えてくれます。
また違うのであれば「そんなに残業はしていませんよ。だいたい月20時間ぐらいですね」といったように具体的に答えてくれるはずです。
さらに、このような質問の仕方をすることで、働くイメージがしっかりと持てていることアピールできます。
どうしても質問が思いつかない場合
最後の質問を極力するべきです。
質問も含めて面接であり、面接官によっては、「意欲がないのか」「当社に興味がないのか」と思われる場合があるからです。
しかし「どうしても質問が思いつかない」「どうでもいい質問しか思い浮かばない」という場合もあるでしょう。
そのような時は、以下の答えると強い入社意思をアピールできます。
※その他参考記事
https://tensyoku-knowhow.com/bad-question/
