【要保存】転職面接で聞かれる53の質問例と各質問の回答ポイント

面接質問集
面接ではどんな質問を受けるのか?
質問にはどんな意図が隠されているのか?

面接の不安は絶えないもの。少しでも不安を減らすために、ここでは転職面接の想定質問と質問の意図、回答のポイントをまとめて紹介します。

  1. 性格・価値観を問う面接質問
    1. 今後のキャリアプランについて教えてください
    2. 長所・短所について教えてください
    3. 職務上で苦手なことは何ですか?
    4. ストレスには強い方ですか?
    5. 尊敬している人物は誰ですか?
    6. 前の会社で不満だったことは何ですか?
    7. あなたの夢・目標を教えてください
    8. あなたにとって仕事とは何ですか?
    9. 仕事上での信条、仕事観について教えてください
    10. 会社から正当な評価を受けていないと感じたらどうしますか?
    11. 自分の意に反する業務命令をされたらどうしますか?
  2. 経験・スキルに関する質問
    1. ○○の経験はありますか?
    2. 今まで困難に直面したことはありますか?
    3. 自己PRをしてください
    4. 現在の仕事内容を教えてください
    5. 今までの実績や評価について教えてください
    6. 仕事で失敗したことを教えてください
  3. 雑談系の面接質問
    1. どうやって来ましたか? 場所は分かりにくかったですか?
    2. 今日はお仕事をお休みされたのですか?
  4. プライベートに関する質問
    1. 休日は何をしていますか?
    2. 自分なりに続けていること、励んでいることはありますか?
    3. 今回の転職を家族は了承していますか?
  5. 対人関係に関する面接質問
    1. これまで人間関係で何か困ったことはありますか?
    2. 周りからどのような人だと言われますか?
    3. 苦手な人、合わない人とはどのように接しますか?
    4. 上司と意見が食い違った場合、どうしますか?
  6. 応募企業・業界・職種に関する面接質問
    1. 志望動機を教えてください
    2. 入社したらどんな仕事をしたいですか?
    3. 子会社や関連会社への出向に対応できますか?
    4. 当社のイメージはいかかですか?
    5. あなたが当社の社長だったらどうしますか?
    6. 希望の給与額を教えてください
    7. この仕事で大切なことは何だと思いますか?
    8. 当社についてどの程度ご存知ですか?
    9. 当社の仕事の進め方は独特ですが大丈夫ですか?
    10. 現職(前職)と当社の違いは何ですか?
    11. もし不採用だったらどうしますか?
    12. うちの仕事では物足りないのでは?
    13. 現職(前職)よりも給料が下がりますが大丈夫ですか?
    14. 今後の業界の見通しについてどうお考えですか?
    15. 転居を伴う転勤がありますが大丈夫ですか?
    16. 何か質問はありますか?(逆質問)
    17. 当社の課題は何だと思いますか?
    18. 残業が多いですが大丈夫ですか?
    19. 当社のような小さな会社でも本当にやっていけますか?
  7. 転職、退職に関する質問
    1. 転職理由・退職理由を教えてください
    2. 現在の選考状況を教えてください
    3. 転職で最も重視することは何ですか?
    4. 前職は円満退社でしたか?
    5. 今の会社をすぐに辞めることはできますか?
    6. 出産・結婚後も仕事を続けられますか?
    7. 転職についてあなたの考えを教えてください
    8. 転職回数が多いですが、またすぐに辞めるのでは?
    9. 前の会社の秘密事項を面接で聞かれた時の対処法
    10. 今の会社じゃダメなの?
  8. 面接対策に使える転職サービス
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性格・価値観を問う面接質問

今後のキャリアプランについて教えてください

面接官がこの質問で確認したいのは、応募者が企業の方向性を理解した上で、「具体的で現実可能なキャリアプランを持っているか」「そのキャリアプランは企業の方向性と一致しているか」ということです。

注意点は、「将来、起業したい」「海外で仕事をしたい」という自己中心的なキャリアプランを語らないこと。企業は、社員の自己実現を助けるために存在しているわけではありません。

企業が社員に求めているのは利益を出すことです。語るキャリアプランは、企業の利益に直結するものにしましょう。

長所・短所について教えてください

長所・短所は人物重視やポテンシャル重視の採用においてよく聞かれるものです。

面接官は長所・短所を聞き出すことによって

  • 業務や職場への適応力がある人か?
  • 仕事に支障を与えるような短所はないか?
  • 常識やコミュニケーション力はあるか?
  • 自分のことを客観的把握できているか?

を判断しようとしています。

その上で、回答する時に重視するべきポイントは以下の3つです。

  • エピソードや第三者の表現を借りて客観性を持たせること
  • 自分らしい回答をすること
  • 短所は、克服するためにどんな行動をしてきたかを述べる

また、「短気です」「寝坊しがち」といったように業務に支障をきたような短所は絶対に避けるべきです。その他、「足が速いです」「長男であることもあり面倒見いいことが長所です」といったような業務に全く関係のないものも避けるべきです。

職務上で苦手なことは何ですか?

応募者の苦手な職務が、仕事において影響のあるものか?
自身の苦手な分野を正確に把握できているか?

面接官はこの2点を確認するために、「職務上で苦手なことは何ですか?」という質問をします。

「苦手なことはない」と回答しても、嘘をついているのではないかと疑われる可能性が高いので、ここでは正直に、苦手分野を回答しましょう。

ただし、応募企業の職務において、悪影響がでない苦手な分野にしましょう。やはり苦手分野が仕事に影響しそうだと思われてしまうと、採用を躊躇されます。

ストレスには強い方ですか?

応募者のストレス耐性について問うこの質問では、単に強い、弱いだけを回答するのではなく、その根拠や、ストレスに対して、自身が行っている対策なども答えるようにしましょう。

特に「ストレスに強い」と回答する場合は、根拠を説明しなければ、自己分析が足りない人だと判断されます。

また「ストレスには強くない」と回答する場合は、ストレスを溜めないように日頃からしていること、心掛けていることや、ストレスを解消するために行っていることなどを付け加えて、ネガティブな面をフォローするようにしましょう。

尊敬している人物は誰ですか?

面接官が聞きたいのは、「誰を尊敬しているか」ではなく、「なぜ、その人を尊敬しているのか」についてです。

そのため、答える人物については、反社会的な人物でなければ、スポーツ選手でも起業家でもアイドルでも何でも大丈夫です。

ただし、【その人物をなぜ尊敬しているのか】【その人から学んだことを仕事にどう生かしていきたいのか】この2つの要素を必ず回答するようにしましょう。

前の会社で不満だったことは何ですか?

「給料が低かった」と率直に答えては「また同じ理由で辞めるのでは」と思われる恐れがあります。かといって転職活動をしている以上、「不満はありません」と答えることはできません。

面接官はこの質問によって、仕事上の不満を解決するために努力をする人かどうかを見ています。

そのため、不満を改善するための取った行動をセットに伝えることがポイントとなります。

あなたの夢・目標を教えてください

この質問は応募者の方向性と、企業の方向性が一致しているかを確認し、自社にふさわしい人間であるかを確認するために聞かれるものです。

回答のポイントは以下の3つです。

  • 仕事に関係のない夢・目標はNG
  • 「仕事上の夢」「応募企業での夢」の2つの要素を加えて回答する
  • 応募企業と方向性が一致した夢を回答する

あなたにとって仕事とは何ですか?

この質問で面接官が確かめたいのは、応募者の向上心と将来性です。

ただし、「社会とつながるための手段」「私を表現してくれる作品のようなもの」といったように漠然としていて、現実離れした回答はNGです。

地に足のついた回答をしましょう。

「仕事は、経済的安定のため、そして成長や自己実現のための手段であると思っています」といったように、“経済的安定”という現実的な側面にも言及しつつ、向上心をアピールできる回答がベストです。

仕事上での信条、仕事観について教えてください

この質問で面接官が確かめたいのは、応募者の仕事に対する考え方と、自社の社風や仕事観が合致しているかどうかです。

印象の良い回答をするためには、応募企業の社風を把握しておく必要があります。社風をしっかり勉強しておき、その社風とマッチするように、仕事上での信条、仕事観について回答しましょう。

また、指示待ちの人間だと思われる回答や、「何があっても自分のやり方を貫きます」といったこだわりが強すぎると思われる回答は避けましょう。

会社から正当な評価を受けていないと感じたらどうしますか?

会社からの評価と、自己評価には誤差がつきものです。そういった「評価の誤差があった時、どのように対応するのか」を質問することで、面接官は、すぐに辞める人材でないかを判断します。

やはりここでの回答は、「会社の評価は受け入れる」と回答するのがベストです。その後に、「会社に評価してもらえるよう、より一層頑張ります」と付け加えれば、やる気のアピールもできます。

逆に、「どうしてその評価なのか、会社に説明を求めます」「退職を考えます」といった回答はしない方がいいでしょう。

自分の意に反する業務命令をされたらどうしますか?

「業務命令には何でも従います」といった、自己主張が全くないことをアピールするような回答は避けるべきです。

だからといって「どんなことであれ、自分の意に反することがある場合は、率直に自分の意見を言います」といった自己主張が強すぎる、と受け取られる回答のNGです。

ここで重要なのは、両者のバランスです。状況に応じて、「黙って従う」「自分の意見を伝える」を使い分ける柔軟性があることをアピールするのがベストです。

経験・スキルに関する質問

○○の経験はありますか?

ある業務の経験があるかどうかを聞かれた時には、単純に「はい・いいえ」の回答で終わらないようにしましょう。

経験がある場合は、具体的な仕事内容も説明します。

経験がない場合は、類似した業務の経験や基礎知識があることをアピールするようにしましょう。

今まで困難に直面したことはありますか?

ここで回答するべきことは、困難の内容と、その困難を乗り越えるためにどんな行動をとったか、です。

当然、「困難を経験したことがありません」と回答してはいけません。

ドラマや映画のような、大きな困難を語る必要はありませんので、とにかく、困難を乗り越えるためにとった行動をしっかりと回答するようにしましょう。

自己PRをしてください

実際、面接では志望動機やその他の質問の回答に自己PRを含めてしまうことがあり、面接官も「自己PRをしてください」と質問しない場合がほとんどです。

それでもしっかりと対策をしておくべきです。

自己PRをする際の最大のポイントは、企業が求める人物像に合わせた自己PRを述べることです。

現在の仕事内容を教えてください

面接では、職務経歴書に詳しく仕事内容を書いていても、改めて仕事内容を質問されます。この質問によって面接官は応募者が即戦力となるかどうかを判断します。

即戦力となることをアピールするには当然、相手がどんなスキル・経験を求めているのかを把握して必要があります。

求人広告、募集要項、企業ホームページ、IR情報にしっかり目を通しておき、求める人物像をしっかりと把握しておきましょう。

今までの実績や評価について教えてください

実績、評価については、面接の段階であれば、履歴書・職務経歴書を通じて面接官は把握しています。

面接官が知りたいのは、どんな実績・評価を得たかではなく、その実績・評価がどのようにして生まれたのか、についてです。

まず、やってはいけないのが、以下のことです。

  • 「実績・評価はない」と言う
  • 自慢話だけで終始する

この質問を聞かれて伝えるべきことは、実績、評価を得るためにどのような工夫をしたか、どのような点に着目したか、といった問題発見や具体的な取り組みです。

この点に留意して回答するようにしましょう。

仕事で失敗したことを教えてください

前職での失敗談は割と聞かれる確率の高い質問です。

質問の意図は「仕事に積極的人間なのか」「問題解決意欲・能力を持っているのか」「自発的な人間なのか、他責的な人間なのか」を確かめためです。

失敗したこと、失敗から学んだこと、どのように克服したのかを意識して回答するようにしましょう。

雑談系の面接質問

どうやって来ましたか? 場所は分かりにくかったですか?

一見、雑談のように思えるこの質問ですが、気を抜いてはいけません。

面接官はこの質問によって

  • 時間にルーズな人ではないか?
  • 初対面の相手でもスムーズに会話できるか?
  • 業務に支障なく通勤できる?

これらのようなことを確かめようとしています。

今日はお仕事をお休みされたのですか?

何気ない質問ですが、あなたの勤務姿勢が浮かび上がる質問でもあるので、答え方には注意が必要です。

「ちょっと中抜けしてきました」といった答え方は絶対にしてはいけません。また、不明確な答え方をすると勤務時間中に無断で転職活動をしているような誤解を受けやすく、致命傷になる場合もあります。

答える時は、現職に対する誠実さと、勤務姿勢や戦力度合いを一緒にアピールすると良いでしょう。

プライベートに関する質問

休日は何をしていますか?

面接ではプライベートで何をどのようなことをしているのか聞かれることがあります。

このような質問は、勤務・業務に支障をきたす生活様式を持っていないか、私生活や健康面など自己管理能力はあるかを確かめる意図があります。

そのため回答の際は、当然、勤務。業務に支障がない健康的な生活をしていることを述べるのがベストです。

自分なりに続けていること、励んでいることはありますか?

未経験の職種に応募する場合は、面接官は、応募職種に対する意欲、熱意をこの質問によって見極めます。

また、経験職種に応募している場合は、自主的に行動できる人間か、向上心のある人間かを見極めます。

この場合は、仕事に関連する自己啓発を答えるのがベストです。事務職に応募するなら、「簿記の勉強をしています」といったように回答しましょう。

今回の転職を家族は了承していますか?

内定を出しても、家族の反対によって内定を辞退するケースがあることから、このような質問を聞かれることがあります。転職について家族の了承を事前に得ているのであれば、問題ありません。「家族も理解してくれています」と答えましょう。

転職について家族と相談していない、家族に反対されている、という場合は、面接官を納得させられる説明が必要となります。どのように家族を説得するのか、家族の反対があっても転職できる理由などを具体的に伝えるようにしましょう。

対人関係に関する面接質問

これまで人間関係で何か困ったことはありますか?

この質問は、チームで仕事を進めていくような対人スキルが必要となる職場、職種の場合に質問されるものです。面接官は、職業適性や問題解決能力、職場になじめるかどうかを見極めようとします。

注意したいのが「人間関係で困ったことはありません」と即答しないことです。

職場の人間関係で何かしらのトラブルがあるのは当然のことで、「ありません」と答えてしまっては、嘘をついている、もしくはトラブルに気づかない鈍感な人間だと思われます。

解決した事例を挙げ、どのように解決したか、どのように向き合ったかを回答するようにしましょう。

周りからどのような人だと言われますか?

この質問は、自分本位の回答である自己PRではなく、他者からの評価を伺うことで、多角的に応募者を判断するために聞かれるものです。

採用担当者は自己評価と他人からの評価が一致しているか、ネガティブな他者評価があった場合、それとどのように向き合っているか確かめます。

回答の際は、前後の語る自己PRと矛盾しないようにしましょう。周りからの評価と、自分の評価が乖離(かいり)していると自己分析が足りないと判断され、印象が悪くなります。

また、「周りからは慎重になりすぎる時がある」といった、ネガティブな内容を答える時は、フォローを付け加えましょう。「慎重さが功を奏して、結果に繋がったこともありました」といったように回答すると、ネガティブな印象だけが残ることはないでしょう。

苦手な人、合わない人とはどのように接しますか?

この質問で面接官は、応募者の合わない人、苦手な人に対する対処や心構えを確認します。それにより、社会人として、仕事に対するプロ意識が備わった人であるかどうかを面接官は判断します。

そのため、苦手な人は避ける、会わないようにする、といった回答は絶対にしてはいけません。ビジネスマンであれば、苦手な人と上手く付き合っていくのが当たり前です。

苦手な人に対しても、逃げずに向き合っていく覚悟があることをしっかりと伝え、ビジネスマンとしての資質が備わっていることをアピールしましょう。

上司と意見が食い違った場合、どうしますか?

自分と違う意見を言われた時、それを聞き入れる素直さがあるかどうかを面接官はこの質問によって判断します。

しかし、「上司の言うことであれば何でも従います」とYESマンになるのは印象が良くありません。

まずは、違う意見でも受け入れる姿勢があること、そして、会社・仕事のために自分の意見もしっかりと提案する、という姿勢が分かるように回答しましょう。

応募企業・業界・職種に関する面接質問

志望動機を教えてください

志望動機を述べる際のポイントは

  • どのこの会社でも通用する志望動機は述べない
  • しっかりと情報収集をする

この2つです。

他にも志望動機を述べる際にやってはいけないことや、同業他社への転職の場合、注意しなくてはいけないことなどがあります。

入社したらどんな仕事をしたいですか?

入社したらやりたいことについては志望動機と併せて必ず聞かれる質問です。

ここでは

  • 自分のキャリア、スキルと関連づける
  • やりたい仕事に就けなくても御社なら自分のキャリア、スキルを生かせるというニュアンスを含める

これらを念頭に置いて話すことが大切です。

子会社や関連会社への出向に対応できますか?

対応できる場合は、対応できることと、その理由を添えて回答しましょう。対応できる場合は特に問題はありません。

対応できない場合は、「なぜ、対応できないのか」面接官が納得できる理由を述べる必要があります。

また、出向には転籍出向(会社の籍を移して出向する)と在籍出向(元の会社に籍を残したまま出向する)の2つがあります。この違いに注意した上で、出向できない理由を述べなければいけません。

当社のイメージはいかかですか?

この質問は、応募者が抱いているイメージと、実際の企業の姿にギャップがないかを確かめるために聞かれるものです。

単にこんなイメージを持ちました、と回答するのではなく、「なぜ、そのようなイメージを抱いたのか?」という根拠も加えて答えるのがポイントです。

例えば、「チャレンジ精神のある企業だというイメージを持っています。3ヶ月ごとに新規事業を展開しており、普通の企業であれば、到底できないチャレンジを次々と行っています」といったように、イメージを抱いた要因を話しましょう。

あなたが当社の社長だったらどうしますか?

現実味のない質問ですが、現実味のある回答をしないと、面接官を納得させることはできません。

しかし難しく考える必要はありません。ここでは、シンプルに、応募企業の課題と、具体的な解決策を語ればいいのです。

ただし、しっかりと企業研究、業界研究をし、企業の実情や方向性を把握した上での回答をしないと、「夢物語を語っているだけ」と思われてしまいます。

事前に、企業の課題とその原因を探り、具体的な解決策を導き出しておきましょう。

希望の給与額を教えてください

給与交渉をする狙いもありますが、応募者が自分のレベルやスキル、能力をしっかりと把握できているかを確かめるという意図もあります。

そのため「いくらでも大丈夫です」という回答は「何もできません」というアピールになるのでNGです。

転職はキャリアアップの機会なので、前職の給与よりは高い給与を希望するのは全く問題ありません。

しかしその場合は「私はこれだけのことができるので」といったように“根拠”も伝えるようにしましょう。根拠を説明しないと「自分の能力を把握できていない人だ」という印象を持たれてしまいます。

この仕事で大切なことは何だと思いますか?

この質問は、仕事に対する理解度と、仕事に対する姿勢・ポリシーを確かめるために行われる質問です。

当然のことながら職種に対してしっかりと勉強しておく必要があります。また、回答で入社意欲があるかどうかを図られている場合もありますので、しっかりと時間を割いて準備しておきたいものでもあります。

当社についてどの程度ご存知ですか?

文字通り、会社の理解度を判断するための質問です。ここで嘘をしゃべってしまうと後でボロが出る可能性があるので、しっかりと企業研究は行っておきましょう。

回答のポイントは「入社意欲が伝わるように述べること」と「感想や分析などは除き簡潔に述べること」の2つです。

当社の仕事の進め方は独特ですが大丈夫ですか?

「大丈夫です」と答えるのが前提となります。

「できません」「分かりません」「自信がありません」といった回答は印象が悪くなるだけです。最悪の場合、不採用に直結します。

ここでは、「大丈夫です。対応できます」と回答し、さらに「なぜ、大丈夫だと言い切れるのか?」という根拠について説明しましょう。

現職(前職)と当社の違いは何ですか?

同業他社に応募する場合、「現職(前職)と当社の違いは何ですか?」といった質問を聞かれることがあります。

面接官がこの質問で確認したいのは、応募者がしっかりと企業研究をしているか、自社で働くイメージを持っているかです。

回答する際は、現職(前職)の悪口を言ってはいけません。だからといって、応募企業を褒めちぎっても、「うちの会社を過大評価しすぎている。入社しても理想と現実のギャップを感じ、すぐに辞めてしまうだろう」と受け取れる可能性があります。

ここで大切なのは、自分が応募企業に抱いているイメージと、実際の企業の姿に乖離がないことをアピールすることです。

そのためには、以下の3つのことを意識して回答するといいでしょう。

  • 応募企業と、現職(前職)の社風や仕事の進め方の違いについて言及する
  • 現職(前職)を軽く評価する
  • 応募企業を褒めるだけではなく、シビアな側面もあることを理解していることをアピールする

もし不採用だったらどうしますか?

応募者に揺さぶりをかけるようなこの質問は、入社意欲を確かめるためのものです。

この質問をされた時は、粘り強く入社意欲を伝えることが最大のポイントとなります。

うちの仕事では物足りないのでは?

「うちの仕事では物足りないのでは?」

この質問は応募条件に対して、高いスキルや経験を持っているいわゆるオーバースキルの応募者に対してなされる質問です。

入社意欲や前の会社で不祥事を起こしていなかを確かめるためにされる質問であり、面接官に納得してもらえる志望動機を述べることがポイントなります。

現職(前職)よりも給料が下がりますが大丈夫ですか?

この質問は給与交渉のために聞かれるものではなく「なぜ、給与を下げてまで、自社を志望したのか?」を面接官が確かめるためです。

「給料が下がることは重々承知しています。しかし、御社では……」といったような形で、入社意欲をアピールしましょう。

今後の業界の見通しについてどうお考えですか?

業界の動向について問う質問なので、当然、業界研究を事前にしておく必要があります。

まず、やってはいけないのが「よく分かりません」といった回答です。業界研究が不十分であることをアピールするような回答は不採用に直結します。

ここで面接官が見たいのは、「客観的事実に基づいて、自分の意見を要点をまとめて伝えられるかどうか」です。事前に研究して得た業界の知識を元に、自分の意見を率直に述べましょう。

転居を伴う転勤がありますが大丈夫ですか?

転勤できる場合、「大丈夫です。転勤できます」と答えれば何も問題はありせん。

転勤ができない場合は、回答の工夫が必要です。

まず注意点として上げられるのが次の2つです。

  • 嘘をつかない
  • 物理的な転勤が不可能な理由を回答する

転勤できないのに「転勤できます」と答えるのは、後々トラブルになるかもしれないので絶対に避けましょう。

転勤できない場合、その理由が重要です。例えば、「親の介護があって」という理由であれば、面接官も納得してくれるかもしれません。

逆に、ただ「地元から離れたくないので」といったような、単なる希望である場合は、「甘えるな」と言われるだけです。

何か質問はありますか?(逆質問)

面接の最後に必ずされる質問です。

入社意欲を示すためには、当然、何か質問をした方が良いのですが、何を聞いてもいいというわけではありません。

例えばホームページを見れば分かるようなことを質問しては、情報収集をしていないことがバレてしまいます。また業務に関係ない質問をすると、「他の職種に興味があるのではないか」と入社意欲を疑われます。

最後の質問では次の2つのことが大切です。

  • 企業研究をしてきかたことが伝える
  • 働く姿をイメージするための質問をする

当社の課題は何だと思いますか?

「ありません」と答えた方が、愛社精神をアピールできて、良いのではないかと思うかもしれません。

しかし、ここでは率直に見つけた課題を伝えて、応募企業の社員の一因として働くイメージを持っていることをアピールした方が、印象が良くなります。また面接官も、応募者目線で見た自社の課題を聞きたがっていますので、萎縮せず、率直に課題を伝えましょう。

ただし、単なる誹謗中傷や、一歩引いた評論家目線で、企業の課題を話してはいけません。

重要なのは、当事者意識です。「入社して企業の課題解決に貢献していきたい」という思いが読み取れるような回答でなければ、面接官は納得してくれないでしょう。

残業が多いですが大丈夫ですか?

「大丈夫です」と答えることが前提となります。「大丈夫です」と答えた上で、残業に対する覚悟や経験について語るようにしましょう。

「対応できません」や「状況によって対応できない時があるかもしれません」といったように曖昧な回答は避けた方がいいでしょう。

当社のような小さな会社でも本当にやっていけますか?

主に大企業の人が、中小企業に応募する場合に聞かれる質問です。中小企業は、大企業に比べると不便なことが多く、また仕事に進め方も異なる場合があります。

その点について、しっかりと把握した上で応募しているのかを確かめるための質問です。

回答する際は以下の3つのことを順序立てて説明するようにしましょう。

  • 大手企業と中小企業の違いを理解していることを伝える
  • 中小企業で働く覚悟があることを伝える
  • 「応募企業だからこそ入社したい」という思いを伝える

転職、退職に関する質問

転職理由・退職理由を教えてください

退職理由・転職理由は面接で必ず聞かれる質問の一つです。

文字通り、面接官はこの質問で「また、すぐに転職しないか」を判断します。

回答のポイントは以下の2つです。

  • 前の会社の批判、人物批判をしない
  • 未来に目を向けた目的を具体的に話す

現在の選考状況を教えてください

他社の応募状況、選考状況を聞くことで、面接かは自社の位置づけと志望意欲を判断しようとしています。

ここでは、現在の状況を正直に話し、その上で「御社が第一志望です」と答え入社意思を疑われないように回答するのがポイントです。

正直に話すのは選考状況です。間違っても「御社は第二志望ですが……」と言わないようにしましょう。

転職で最も重視することは何ですか?

給料や休日日数、福利厚生についての回答は避けるべきです。やはりやりたい仕事や実現したいこと、やりたい職種などについて回答した方がベターです。

また、回答する際は、「なぜ、それを最も重要視するのか?」ということについても回答しましょう。

前職は円満退社でしたか?

円満退社できたのであれば、そのまま答えれば何も問題はありません。

また、円満退社できなかった場合は以下の点に注意しましょう

  • 上司、会社、職場環境の悪口を言わないようにする
  • 自分にも非があった旨、反省している旨を話す
  • 「ばっくれた」「大喧嘩をした」「殴り合いになった」などの回答は避ける

多少いざこざが合った程度であれば、率直に話しても問題ないでしょう。

ただし、「ばっくれた」「大喧嘩をした」「殴り合いになった」といったような回答をしてしまうと、採用側も警戒してしまうので、表現を変えた方がいいでしょう。

例えば、「口論になってしまい円満退社はできませんでした。あの時は、感情的になってしまったことを反省しております。来週、会社にはお詫びにいくつもりです」といったようにフォローを加えましょう。

今の会社をすぐに辞めることはできますか?

この質問で面接官が確認したいのは、現職に対する気配りがあるかどうか、社会人としての常識があるかどうかです。そのため「はい、今すぐ辞めます」といった、無責任な回答をしてはいけません。気配りがない人だと思われてしまいます。

ここで回答するべきなのは、「入社までの期間を縮める意欲」と「入社までどれぐらいの期間が必要か?」についてです。

特に重要なのは、「入社までの期間を縮める意欲」です。これがしっかりと回答できれば、現職に対する気配りがあることと、入社意欲をアピールできます。

出産・結婚後も仕事を続けられますか?

主に女性に対して聞かれる質問です。ここでは将来がどうなるか分からないのに「問題ありません」と即答しては、後々問題になる恐れがあります。

「今のところ結婚の予定はありません。御社では長く働きたいと思っておりますので、参考までに社内規定をお聞きしたいのですが」といったように、長く働きたい意思を示し、社内規定を確認させてもらうのがポイントです。

転職についてあなたの考えを教えてください

「転職をどのように捉えているか」という、転職観について問う質問です。面接官はこの質問で、自社の方向性、価値観と応募者の方向性が価値観が一致しテイルかどうかを判断します。

例えば、年功序列的な価値観を持った企業であれば、「転職はやむをえない事情がない限りするべきではない、極力、一つの会社でキャリアを積むべきだ」といった回答がベターです。

逆に実力主義的な企業であれば、「キャリアアップや自己実現の手段として、転職は有効だと思います」といった回答でもいいでしょう。

企業ホームページや募集要項、社長メッセージなどから、応募企業がどのような価値観なのかを調べ、それに合わせ回答をしましょう。

転職回数が多いですが、またすぐに辞めるのでは?

日本の企業を応募する場合は、転職回数の多さは、必ずといっていいほどマイナス要素となります。回答ではこのマイナス要因を覆すような回答をする必要があります。

この質問をされた時は、
「転職回数が多くなってしまった理由」
「転職回数が多くなってしまったこと対する反省」
「この転職を最後にするという覚悟」
この3つを述べるようにしましょう。

前の会社の秘密事項を面接で聞かれた時の対処法

まれに、前の会社の秘密事項を聞き出そうとする面接官がいます。

しかし、どれだけ前の会社に恨み妬みがあっても、面接で秘密事項を漏らしてはいけません。「秘密事項を簡単にしゃべるような信用できない人だ」という印象を持たれてしまいます。

どんな聞き方をされても「社外秘ですので」と言って断りましょう。

今の会社じゃダメなの?

この質問は圧迫質問です。

例えば、志望動機に対して「それって今の会社でもできませんか?」といったように、指摘されるケースです。

ここでは「いえ、そんなことはありません!」と食ってかかるのでは、「確かに、○○という点ではその通りかもしれません。しかし……」といったように、一度、譲歩してから、主張を述べるようにしましょう。

いわゆる「Yes but」法で回答することで、圧迫面接にも冷静に対応できる資質と謙虚さをアピールすることができます。

※面接の想定質問は以下のページで紹介しています。
【要保存】転職面接で聞かれる53の質問例と各質問の回答ポイント
面接ではどんな質問を受けるのか? 質問にはどんな意図が隠されているのか? 面接の不安は絶えないもの。少しでも不安を減らすために、ここでは転職面接の想定質問と質問の意図、回答のポイントをまとめて紹介します。 性格・価...

面接対策に使える転職サービス

■企業の口コミサイト

キャリコネでは過去に、実際に面接を受けた人が投稿した、面接情報を閲覧できます。たとえば実際に聞かれた質問や面接の雰囲気、面接官の様子などの情報があります。

他にも、企業の雰囲気、社内の雰囲気、残業や仕事に関する口コミもあり、他では得られない貴重な情報が豊富です。

※参考: キャリコネ

■転職エージェント

転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーから面接のアドバイスをもらえるサービスです。

低スペック、資格なし、第二新卒などの方でも、誰でも利用可能です。転職エージェントでは、場合によっては模擬面接や聞かれる質問を教えてくれるので、面接対策にかなり役立ちます。

とくに「 パソナキャリア 」、「ウズキャリ」、「 マイナビAGENT 」などの転職エージェントは面接対策が充実しています。

※参考:【保存版】転職エージェント全22社の特徴を一覧でまとめて紹介

■面接対策セミナー

受講者満足度97%。リクルートエージェントが開催する面接対策セミナーに参加すると、企業が求める人物像の理解や、転職理由、自己PRの作り方を学べます。

※参考: 面接力向上セミナー