「内定をもらったのに退職できない……」
「転職活動を始めたけど希望の条件で転職できそうにない……」
そういったトラブルを避け、転職活動をスムーズに進めるために、次の3つを必ず最初に行いましょう。
- 就業規則を確認する
- 転職サービスを利用して情報収集を行う
- 家族の了承を得ておく
就業規則を確認する
転職先が決まった時、退職手続きでトラブルにならないよう、就業規則を必ず確認しておくべきです。
特に重要なのは、
「退職する場合何日前に申し出る必要があるのか?」
についてです。
内定をもらってもスムーズに退職できなければ、具体的な入社日を決められません。入社日を決められなければ内定を取り消される可能性があり、せっかくの転職活動が台無しになってしまいます。
そのため就業規則を確認し、「いつまでに退職報告をすればいいのか?」を確認しておきましょう。そして、引継ぎにかかる時間などを含めて転職活動のスケジュールを立てることが大切です。
転職サービスを利用して情報収集を行う
希望の求人や条件のいい求人がないのに無理に転職活動を進めてもいい結果はでません。求人サイトや転職エージェントを利用して、希望の求人があるか、希望の条件で転職できるのかなどを確認しましょう。
希望の求人がないであれば、転職時期をずらすことも大切です。
情報収集の際は、転職エージェントを必ず1社は利用しましょう。転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが業界動向や転職市場の動向、どんな条件で転職できるか、などを教えてくれます。
また、企業の選考を受ける時には、応募書類や面接のアドバイスをくれるなど、充実したサポートを受けられます。
情報収集におすすめの求人サイト・転職エージェント
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パソナキャリア
利用者満足度96%の転職エージェント。サポートの質が高く、様々な業界、職種に精通したキャリアアドバイザーが在籍している。
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DODA
大手から中小ベンチャーまで、求人が豊富な転職エージェント。転職市場の動向や業界動向を把握するなら利用したい転職エージェント。
家族の了承を得ておく
独身の方は、どこの会社で働こうが自分の勝手ですが、結婚している場合は、家族の生活もあるため自分の勝手というわけにはいきません。そのため、転職活動を始めるタイミングで、転職について家族の了承を得ておきましょう。
転職先が決まっても家族に反対され、内定を辞退することになれば、内定を出してくれた企業に迷惑がかかります。
また、現職に退職を意思を伝えた後に「やっぱり今の会社に残ります」と退職を撤回すれば、その後の仕事に悪影響がでます。
退職を取り消せば、上司は「よく残ってくれた」と言ってくれるかもしれませんが、「一度、会社を見捨てた人間」として見られ、社内での扱いや人事評価に影響がでます。
そういった事態を避けるためにも、転職を決心したら、まずは家族の了承を得るようにしましょう。