「長所と短所を教えてください」と面接で質問された時の答え方と回答例

転職面接 質問と回答

長所と短所はかなり聞かれる可能性が高い質問なので、しっかりと回答を用意しておくべくです。

ではどのように長所と短所を回答すれば採用につながるのでしょうか。

ここでは面接官が長所・短所を聞く理由と、その質問に対する回答のポイントについて解説します。

質問の意図

面接官の質問の意図

なぜ、長所と短所を聞かれるのか?

その理由は次の4つのことをたしかめるためです。

  • 業務や職場への適応力がある人か?
  • 仕事に支障を与えるような短所はないか?
  • 常識やコミュニケーション力はあるか?
  • 自分のことを客観的に把握できているか?

中途採用では即戦力となるスキルや経験、実力を持っていることが採用の前提条件です。

その前提条件に加えて、仕事内容や職場に合う人間性を持った人材であるかを長所・短所を聞くことで判断するのです。

たとえば、企業によっては熱い主張や攻めの姿勢を持つ人よりも柔軟性があって、調和の志向を持つ人を好んだりします。

実力さえあればいい、ということはなく、人間性も重要な判断要素なのです。

だからこそ長所・短所を質問するのです。

答え方のポイント

回答のポイント

仕事とは無関係な身体能力、容姿に関する回答はNG

デスクワークに関わらず、「持久走が得意です」といったような、仕事とは全く関係ない長所はNGです。

その他、「イケメンだとよく言われる」のような容姿に関することや、「長男のせいかしっかり者というのが長所です」といった生活レベルでの表現は避けましょう。

業務に支障を与えない長所・短所を説明する

「短気です」といったような短所を回答すれば、採用担当者は既存社員や取引先とトラブルの可能性があると考えられ、採用を躊躇することがあります。

また長所でも、「情に厚く、思いやりがある」というのは、人を切り捨てるような思い切った判断が求められる仕事などでは、マイナスととられる可能性があります。

応募職種をしっかりと考慮した上で、業務に支障を与えないような長所・短所を考えるようにしましょう。

エピソードや第三者の表現を利用して客観的に説明する

自分の性格を説明する時は、裏付けとなる簡単なエピソードや第三者から言われた言葉を利用して説明しましょう。

たとえば、「上司からはよく○○と言われる」「同僚からはよく、調整力・交渉力があると言われてきました」など、客観的視点も入れると説得力がでます。

長所と短所の表裏一体性を意識する

「信念を貫き通す」という長所は、「思い込んだら周りが見えなくなる」という短所に通じます。

このような長所によって引き出されてしまう短所にも注意しなければいけません。

もしくは、引き出せる短所、長所をセットで話すのもいいでしょう。

たとえば、

「集中力があるのが長所です。しかし熱中するとつい時間を忘れてしまう傾向があり、それが短所でもあります。この短所を自覚し、最近では、熱中していても一度、休憩をはさみ冷静になって仕事を見直すようにしています。」

といったように、セットにして話すのもありです。

他の回答と整合性を持たせる

志望動機や自己PRなどで話した内容と食い違いがあると、違和感をもたれます。

たとえば、自己PRでは「コミュニケーション力がある」と語ったのに、「短所は、人に率直な意見を述べるのが苦手なところです」といってしまうようなケース。

他の回答もどうようですが、すべての回答と辻褄が合うように気を付けましょう。

自分らしい表現で述べる

「積極的」「ポジティブ」といった言葉は、定番の長所であるため、面接官は「またか……」となりがちです。

それを防ぐには、自分らしい表現を使い、具体例とともに説明していくことが大切です。

例)
「日頃から『面倒なことから率先して行う』というのを心がけています。クレーム対応にも率先して取り組むことで、他の社員よりも、お客様との信頼関係を築いてきたと思います。」

このように応募者が前の職場でどのように働いてきたかイメージがわくと、面接官に与えるインパクトも大きくなるでしょう。

短所は、それを克服するためにどんな行動をしてきたかを述べる

短所を回答するときは、その短所を克服するためにどんな行動、努力をしてきたかを述べましょう。

例えば、「焦るとミスが増える」が短所であるならば、

「克服するために、焦ってるいる時ほど、落ち着いて仕事をするように心がけています。入社当初はミスが多かったのですが、意識的に冷静になることで、劇的にミスを減らすことができました」

といったように回答するといいでしょう。

回答例

「どんな仕事であっても、集中力を長時間保って取り組めるのが私の長所です。しかし熱中するあまり、時間を忘れてしまい、残業の時間帯になっている時もあります。細かい作業や単調な作業などは、一気に仕上げた方が精度も効率もあがるので、その点は評価されています。

しかし、業務時間内に仕事を終わらせることも大切なことです。しっかりと時間を見ながら仕事を計画的に進めていくことが現在の目標です。」

※面接の想定質問は以下のページで紹介しています。
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